高濃度酸素カプセルとは

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 高濃度酸素カプセルをご存じでしょうか。体力回復の効果によって最近のスポーツ界で注目を浴びている装置です。

 ベッカム選手がケガからの早期回復に使ったり、ハンカチ王子のニックネームの斎藤佑樹選手の、甲子園での連日の登板を支えたとして一般にも知られるようになってきました。

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高濃度酸素カプセルの仕組み

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 なぜ高濃度酸素カプセルでそうした目覚ましい効果が現れるのでしょうか。

 通常は呼吸によって体内に酸素を取り込みます。体内に入った酸素は赤血球のヘモグロビンと結合し、血流循環によって全身に運ばれます。そのため、血行が滞っている状態のときには、全身に必要な酸素が行き渡らず、疲労しやすくなります。また、新陳代謝も悪くなるため、ケガや病気の回復が遅くなることも考えられます。

 高濃度酸素カプセルでは、気圧を約1.3気圧にしたカプセル内に酸素を送り込みます。カプセル内に一定時間入っていると、呼吸だけでなく、血液や体液に直接とけ込み、全身の末端まで酸素が行き渡ります。

高濃度酸素カプセルの体験談

 以前は、スポーツ選手などの限られた人のみ利用できた高濃度酸素カプセルですが、最近は、治療院やエステサロンなどにも用意されるようになりました。

 気になるのは、実際の体験談ですね。近所のエステサロンで利用できると聞き、早速試してみました。

 中に入ってみると、狭くてちょっと暗いので閉所恐怖症の人やそれに近い人は、入っていられない感じです。実際、やってみたいけど、いざ密閉されたら恐くてすぐ出してもらった、という人も時々みえるそうです。

 密閉したあとは、気圧が徐々に上がってきます。このとき、耳鳴りがしたり、鼓膜が圧迫されたりしますが、これは電車でトンネルに入ったときのように、気圧が低くなることによって起こるものです。つばを飲み込んだりすると治ります。

 気圧が高まったあとは、ずっと寝ているだけです。1時間コースで、はじめる前は長いなあと思っていましたが、入ってすぐ爆睡してしまいました。あっという間に終わってしまい、「え、もう終わり?」という感じです。

 高濃度酸素カプセルから出たあとに分かったのですが、体の深部にあった濁った感じの疲労がとれていました。こんなに疲れていたんだなあ、という感覚です。

 1回のみの使用でも、「頭がスッキリした」「グッスリ眠れて疲れがとれた」などの効用を感じられますが、定期的に使用することによって体質改善が見込まれ、疲労しにくくなる、老化防止、ダイエット効果などが期待できます。

高濃度酸素カプセルはドーピング?

 そんな高濃度酸素カプセルですが、北京オリンピックでは一種のドーピングではないか、という意見が日本アンチドーピング機構(JADA)で出され、議論になっているようです。世界反ドーピング機関(WADA)の2008年禁止表国際基準には「酸素摂取や酸素運搬、酸素供給を人為的に促進すること」の項があり、高濃度酸素カプセルがその項目に違反しているのではないか、とのことです。

 とはいえ、一般人が使うには別に何かの国際機関のルールに違反しているわけではないので、どんどん使って疲労回復、健康増進しましょう。

高濃度酸素カプセル